採卵と卵のふ化まで



採卵

親魚は、明るくなってから大体2時間以内に産卵を終えます。

卵を一番沢山取るためには、親メダカのお腹から直接卵を取ります。

親メダカから直接卵を取りたくない場合は、水草を水槽内に入れて、卵を水草に付けさせます。

メダカの卵の表面には付着毛があるので、水草でなくても、タコ糸や柔らかいアミなどを水槽に入れておいても卵が採れます(硬い素材はメダカが傷つくので使うべきではないです、着色してあるものも有害色素が有害かも知れないので使用はさけるべきでしょう)。

←こんな感じの物を水槽に浮かべておく。

(ホテイアオイの根っこモドキ)

卵を水槽内に置いておくと、親メダカに食べられてしまうので、早めに隔離したほうが良いです。


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卵の保存

卵を採ったら、ふ化まで別容器に入れておきます。

その前に、卵の付着毛を取ります。

付着毛を取るためには、

1) 裏に何も印刷されていないつるつるのカレンダーを用意して、適当な大きさ(10cm四方位)に切ります。

2) カレンダーの(印刷されていない)裏側を上にして机の上に置き、その上に卵を数個置きます(水は少しだけつけておきます)。

3) カレンダーの上で卵を転がします。

4) 卵を容器に移します。

紙コップなどなんでもいいですが、卵の容器は、表面積が広いものが向いています。

タッパー(直径15cm位)などを使うとある程度多数の卵を入れられます。

1.5リットルのペットボトルをまん中位でカットし、その中に卵を入れるという方法もあります。ただし、この時なるべく卵同士が固まらない(くっつかない)ように入れます(ペットボトルの底は凹凸があり、凹部分に卵が集まるため)。

卵はメチレンブルー(熱帯魚用品屋さんで魚治療薬として、メチレンブルー溶液が売られています)を、水が薄くブルーになる位に入れておくと、カビ防止になります。

研究室ではこの様に腰高シャーレ(高さの高いシャーレ)に50個ずつ位入れています。卵はお互いがくっつかないように入れた方がいいです。

卵の中で(他の卵は透明なのに)メチレンブルーに完全に染まったものは、死卵ですので、取り除きます。

卵を容器に移したら、ふ化まで置いておきますが、ゴミがたまるので、時々水換えをしてやります。大体24度だと9日くらいでふ化します。水温が高すぎると奇形卵が増えます。

死卵でないのに、卵が潰れてしまう。。。。

という場合は、親魚の飼育水槽の水のpHが酸性になっている可能性が高いです。

又、卵胎生メダカ(グッピーなど)用の産卵箱がありますが、水温・水質管理という点では楽ですが、卵にカビが生えやすくなるのでやはり、別容器で置いておいた方が無難だと思います。


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